光教寺の景観と庭園

改築が終わり完成した本堂


改築前の本堂

完成間近の新本堂

改築前の本堂と庫裏

改築工事中の写真はここをクリックしてご覧下さい


中ノ町から山門までの石段は平成20年に改修された


階段の途中にある左は庵、
   右は宇和民具館


本堂脇に立つ二堂、右は西国三十三観音を祀る観音堂、左は新四国八十八ヶ所霊場、第一番大師堂。
裏山は北側の墓地。二宮敬作翁の墓石はこちら側にある。

西国三十三観音を祀る観音堂


山門を数段下った場所に建つ六地蔵尊(衆生がその業によっておもむく六種の世界、六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道)の、それぞれに現れて、衆生の苦しみを救う六体の地蔵菩薩。)


六道輪廻
人間が六つの世界(地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道)の中で、輪廻転生を繰り返すこと。

一,地獄道
前世で最も罪の重かった者が転生する世界。地獄はさらに細かく8種類にわかれており、それぞれ犯した罪の内容によって行き先も変わる。
二、餓鬼道
前世で人一倍、物欲や食欲が強く、欲望を満足させるためにひたすら行動し、欲望が満たされないと人を恨んだり妬んだりする者が行く世界。
三、畜生道
畜生とは人間以外のあらゆる生き物のこと。この世界に転生すると、弱肉強食の厳しい世界に身を置き、常に危険に身をさらし、怯えて暮らすことになる。


四、修羅道
人間より1ランク下の世界。水深18万キロの海底に位置するこの世界は、四人の修羅王が支配している。
五、人道
私たちが住む人間界。しかし人間界も四つの州に分かれていて、場所によっては、身長16メートルで寿命が1000年という人間もいる。
六、天道
前世で多くの善行を積んだ、非常に優れた者だけが住める世界。寿命は一番下の層の者でも、900万年という大変長い年月だが、いつかは再び輪廻転生する運命で、次に天道に転生する保証は無い。
快楽の日々を失う不安を抱えながら暮らしている。

 




新四国八十八ヶ所案内

新四国のスタート地、大師堂が一番札所。

光教寺略縁起(山門下の石段を下った所,六地蔵の向いに建てられています)


山門より本堂を望む


山門脇に建つ水子地蔵尊


二宮敬作翁の墓
長崎の晧臺寺にも墓がある。
こちらのホームページでも詳しく説明されています。

宝筐印塔(ほうきょういんとう)

     

宝筐印陀羅尼経(ほうきょういんだらにきょう)という仏教ではたいへんありがたいお経を収めた塔の事です

 

  

         
(山門と鐘楼の間に建つ)
文化十七年三月吉日
清水武啓氏寄進

 


地蔵尊
大師堂横、北側墓地入り口付近に建つ地蔵尊
西園寺公廣卿御廟

庭園に向かって右側の山、墓地への階段を登った所に在ります。


 

 


駐車場からこの階段を登ると西園寺公廣卿御廟がある

後西園寺公廣卿御辞世碑

(記念碑表書
)
黒瀬山
峰の嵐に散りにしと
人には告げよ

宇和の里人

小倉百人一首第九十六番
入道前太政大臣(藤原公経)
歌碑
花さそふ
嵐の庭の雪ならで
ふりゆくものは
わが身なりけり

西園寺源透氏の碑文
文字は田浪徳馬氏


西園寺公の階段を登りきったところに建つ


東南側の墓地を登った所が西園寺公廣卿御廟

西園寺公御廟から見た卯之町の町並み

予讃線卯之町駅近くから見た松葉城址

松葉城址登山口

登山口に立つ案内板

山門脇から黒瀬城跡を望む


     

裏庭の枯山水庭園
京都を表現した庭園と言われている
   

2010年大晦日の雪景色

裏庭の石灯籠

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